押し花をコラージュして作ったクリスマスカードの作り方を書いています。
窓の向こう側に、花束を持ってサンタクロースやって来たのが見えるデザインで作りました。
このクリスマスカードの本体のデザインは、基本の手作りカードをアレンジしたものです。
表の窓枠を等しいサイズに4つに区切って、それぞれをカットしてあります。
窓枠にはクリスマスカラーのグリーンの色紙を4辺に貼り、アクセントをつけています。
クリスマスカードを開くと中には、赤いバラの花びらでコラージュしたサンタクロースが登場します。
手に持っているピンクの愛らしい花は、カイドウの蕾です。
- クリスマスカードのサイズ(片面) 15 cm × 10.5 cm
サンタクロース コラージュの作り方
サンタクロースは、すべて乾燥させて押し花にした植物をパーツごとにカットして、それぞれを組み合わせてデザインしています。
赤いバラの花びらを服の袖や身頃、パンツなどの形にカットし、コラージュでサンタクロースの服を作りました。
花びらや葉っぱの色や素材感を見極めて、服などの各パーツに合わせて組み合わせることがポイントです。
サンタクロースが手に持っている花束は、マトリカリアの押し花です。
サンタクロースのコラージュの作り方
- 紙にサンタクロースの図案を、のりしろの部分を足して、やや大きめに描きます。
細かく描写せずに、○、△、□だけで単純に描く方がコラージュで制作しやすいです。
- 図案を帽子、顔、上着、ズボン、くつ、手のパーツに分けて、それぞれをはさみで切り離します。
- 各々のパーツへ押し花の花びらを木工用ボンドで貼り付けます。
型紙より花びらを少し大きめにハサミで切ります。
洋服のパーツによって、バラの花びらの赤い色を変えると立体感が表現でます。 - 花びらを貼ったすべてのパーツをつなぎあわせます。
花びらをつなぎ合わせてから、帽子と洋服のすその白い飾りとヒゲ、目をつけます。 - 最後に手袋と靴を付け、手に花束を持たせます。
- サンタクロースの顔を大きく作るとかわいらしいイメージに仕上がり、小さめにするとスマートな感じになります。
サンタクロースの大きさ 約10 cm
コラージュ(collage)とは?
「貼り合せ」という意味があります。
近代絵画の技法の一つで、画面に紙、印刷物、写真などを切り抜いたものを貼りつけて、組み合わせた貼り付け絵のことです。
サンタクロースの押し花材料
- 洋服、帽子 → 赤いバラの花びら
- サンタクロースのヒゲ → バニーテール
- 帽子と洋服の裾 → 左の一番下の写真の植物(白いモコモコした植物、名前は調査中です。)
- 手に持った花束 → マトリカリア
- 顔 → 白い花びら
- 目 → 雑草の実(黒ゴマや種でも代用できます)
- 靴、手袋 → へくそかずらの葉(雑草)
※ カードのMerry Xmas ! の英文文字はパソコンソフトで画像に書きました。